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不燃型から、可燃型人材に変わる瞬間。

先日ある中小企業の経営者さんが、
こんなふうに嘆いていました。

・右腕が育たない
・いつも自分が手いっぱいで、リソースが足りない
・新規事業を仕掛けたいが、いい人材が採用できない
・従業員との距離感がつかめない



何度かコーチングセッションをする中で
浮かび上がってきた課題。

それは、個人として、
「どうありたいか」を見失っていたことでした。

経営者の前に、一人の人間として
「何を大事に、どこを目指したいか」
という問いに対する答えです。

経営者として。事業として。個人として。
これらを分けて考える必要があるんです。
なぜなら、
・経営者とは、役割
・事業とは、やること
・個人とは、それらベースとなる土台=在り方
 だからです。


土台がなければ、
相応しいパフォーマンスは発揮されず
ブレてしまうんです。

周りから評価され、役割をもつ方たちは、
(名刺に肩書きがある方とも言い換えられます)
年齢や経験と共に、一般的に周りからフィードバックをもらうことが減ります。

役割や、守らなければいけないものが増え、
「こうあるべき」に囲まれています。
そんな中で日々生きていると、自分の想いを見失っていくんです。

今回のように、
一個人として、「何を大事に」「どこを目指したいか」
という問いへの答えを明確にする必要性。

それは、
どの職種、階層、役割の方にも言えることだと
私は考えます。

なぜなら、
人は「何をするか」の前に
「どうありたいか」を大切にしたい生き物だからです。

心から「こうありたい」と思えたとき、
その人らしく可燃されるのです。

モチベーションが湧くと楽しくなりますし、
ワクワクすることができると時間を忘れてやれる。
その感覚は、欲求に素直になれているからなんです。

「なにをするか」は、左脳で考えます。
「どうありたいか」は、右脳で考えます。

人としての思いやワクワクは、「在り方」で決まる。
ただその在り方は、外側に答えはなく、内側にあります。

特に忙しいと「やること」に追われ、わからなくなるんです。
だから立ち止まり、自分と向き合う必要があります。
そして、経験や実践を通して「確か」なものになります。

ただ、今は便利な世の中になりました。
居心地の良い場所、環境も選べる時代になりました。
自分と向き合わなくても生きてはいけます。

「どうありたい」を明確にして、自分らしく突き進むのか。
向き合わず、今のままでいるのか。

どちらがいい悪いという話しではありません。
どちらを選ぶかは、本人次第です。

私はホンキジクを通して今年も「在り方」と向き合い、
その人らしくパフォーマンスを発揮できる支援をしていきます。

何より、このような仕事を生業とする以上、
私自身が体現者でありたいと思います。

本日お伝えした「自分と向き合う大切さ」をテーマに、
私の在り方のもと、note、Twitter、StandFm(音声ラジオ)でも発信をしています。
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